一夜の命【月下美人】大暑に咲く

月下美人の花 コッペクラフトワークのバックヤード

一夜の命【月下美人】大暑に咲く

夏本番です。

7月23日から8月6日ごろまで二十四節気の【大暑】です。
今日は2020東京オリンピックの開会式が国立競技場で行われました。

ブルーインパルスが競技場の上を五輪の輪を描く
ということから、マンションの屋上に登りましたが、
とにかく日差しが強く、本当に参りました。

この一番暑いときに咲く花に
月下美人があります。

真夏の夜に純白の大輪を咲かせるこの花は
残念ながら一夜にしてしぼんでしまう運命を
になっています。それは儚く幻想的です。

【瞬間の美】などと言われその貴重生が月下美人としての
花のブランド価値をあげています。

最初蕾は下を向いてつきますが、開花直前になると上を向いて
膨らみ強い匂いを放ち、二時間後ぐらいには満開となり
翌朝になればすでに萎んでしまいます。
午後8時ごろから咲き始め、午前3時ごろには萎みます。

明るくなるのを待たずに萎んでしまう姿は
美人薄命という言葉を連想させます。

本当に神秘な花です。

月下美人の花言葉

月下美人の花言葉は【あでやかな美人】【はかない美】【秘めた情熱】【強い意志】
などといったものがあります。
いうまでもなく花の性質が言葉に反映していますね。

英語での花言葉【危険な快楽】
月下美人の花が持つ香りが魅力的であることに由来しています。

月下美人の名前由来

昭和天皇皇太子が台湾で初めてこの花を見たとき、当時同行していた駐在大使田健次郎氏に名前を尋ねたところ
「月下の美人にございます」
と答えたそうです。
英名は【A Queen of the Night(夜の女王)】ですが

それ以後、そのまま月下美人が正式な和名となったそうです。

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