ドクダミの花が雑草のようにはえています
ドクダミの花の開花時期は5月〜6月。近所の空き地にすごい勢いで繁殖しています。
たいていの人が雑草と思っていますが、昔はこのドクダミがいろんなことに重宝されていました。
ドクダミチンキ、ドクダミ茶、化粧水、虫除け。
日本では科学医薬品がなかった昔の日本人はただの雑草にも
効用などを見出して何らかの生活に利用していました。
ドクダミの駆除方法
よく聞く話ですが、抜いても抜いてもはえてくるドクダミには本当に困っている人がいるみたいですね。
アスファルトのすきまからもたくましくはえてくる・・・
困った存在ですが、少し調べたところ
この生命力旺盛なドクダミは塩水をかけると数日で枯れるそうです。
塩は植物を脱水症状にし、またドクダミがはえている土に塩をまくだけで駆除できるそうです。
もちろん他の植物にも影響をあたえるので、そばにはえている植物には注意しなければなりません。
造園業者は表面の土から10センチぐらいを根こそぎ入れ替えてしまいます。
残っている根の一部から再生してきますので、おもいきり土ごと入れ替えが
必要になってきます。
冬の間は土地の中に隠れていますが、5月〜6月になると
いきおいよく繁殖してきます。
見た目もあまり美しくはないので、←個人の意見
繁殖したらたらないのは事実です。
ドクダミの効能
雑草としてのドクダミの悪名がある一方で
効能も見逃されません。
ドクダミ茶の名前で商品化されているのは有名です。
ドクダミには、高血圧の原因になるナトリウムをからだから押し出すカリウムが含まれています。
余分な塩分を出すことにより、血圧を抑えます。
したがって高血圧を予防する効果も期待できるそうです。
どくだみ茶には血流を改善する効果があるといわれますから
血流が良くなることによって
肩こりの解消と冷え性の改善が期待されています。
どくだみに含まれているるカリウムには、利尿作用があります。
デトックス効果と呼ばれる作用。体に溜まった毒素や老廃物を排出することですが
余分な水分が排出されるためむくみが改善するともいわれています。
ドクダミに含まれるクエルセチンには、
脂肪の吸収を抑制する効果があるといわれていますので、ダイエット効果も期待でき得るそうです。
そのようなことを思えばドクダミを服用した先人の知恵には本当に脱帽です。
ただの雑草だと思っていたドクダミですが、効果効用を考えれば邪険には
できない存在です。