国立科学博物館付属【自然教育園】

国立博物館付属自然教育園 コッペクラフトワークのバックヤード

国立科学博物館付属【自然教育園】

以前から行ってみたいと思っていた自然教育園です。
場所は東京都港区白金台。隣には東京都庭園美術館。

普段植物園に行くときは住宅街や郊外に出かけて行きますが、
今回は都心のど真ん中になります。

白金台と言えば東京でも有数な高級住宅街。
自然教育園はイメージと違った場所にあるんですね。

自然教育園の歴史

自然教育園は、およそ400〜500年前
白金長者と呼ばれる豪族の館であったことが分かっています。

江戸時代には高松藩主松平頼重の下屋敷になり、
その後明治時代には海軍、陸軍の火薬庫
大正時代には白金御料地になりました。

この長い間に一般人の立ち入りが許されなかったので
この土地に豊かな自然が残ることになりました。

そして昭和24年天然記念物および史跡に指定され
一般に公開されるようになりました。

この場所は都会の高級住宅地にあり
今時こんな植物園って、と思っていましたが、
植物園はそのままに、周囲が高級住宅地に
なっていったのですね。

自然教育園内の説明

園内には
路傍植物園、水生植物園、武蔵野植物園
の3つのエリアがあります。

いにしえの武蔵野の原風景が残る
四季折々に咲く植物が生育に適した環境で
育てられています。
入園者はゆっくりと観察できます。

また園内では絶滅種の保存も
当然、おこなっています。

史跡も面白いぞ、自然教育園

園内には植物だけではなく、興味深い史跡もあります。

土塁

土塁

先ほど述べた白金長者と呼ばれる豪族が築いた
大きな土塁(土盛り)が園内に横たわっています。
土塁は外敵や野火を防ぐために築かれました。

土塁の上にシイの木を植えたといわれています。
園内に池がありますがその水は、
北側の土塁の下を通って流れるそうです。

物語の松

この老松は江戸時代の松平讃岐守(まつだいらさぬきのかみ)の
下屋敷の面影を伝えるものです。
横にあるひょうたん池などとともに、
回遊式庭園であったと思われています。
今は深い自然の中に埋もれていますが、
これだけの松を観賞用に使っていた
当時の江戸文化に深い感慨いだきます。

オロチの松

おろちの松

この松も江戸時代から生育されていました。
おろちと呼ばれるように、大蛇が天に向かって登って
いくような大樹でその高さは33m。
園内の横を走る山手線の車窓から見えたのですが、
なんと現在は倒れてしまっていて、
威容を伺うことはできませんが、
立派な太い幹や根のようすはそのままで残していて
観察できるようになっています。

自然植物園の活動

園内植物の維持、保存だけでなく
私たちに自然をより深く理解してもらえるように
学習支援活動も行っています。

このほかにも入り口にある教育管理棟には
企画展示も開催していて、武蔵野の植物を学ぶには
絶好の場所になっています。

植物園は少なくても年4回、季節の変り目に訪問しなければ
いけませんね。

次は、桜が咲く少し前の季節に行きます!

園内の植物については後日続きを書きます。

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