今日は一年で1番寒い日、花市場は熱気でいっぱいでした。

大寒の朝 花市場駐車場 フラワービジネスについて

今日は二十四節気の【大寒】です。
と、花市場に向かう車の中で、ラジオから流れてきました。

さすがに寒い。
5時すぎで、外は真っ暗です。

市場に到着すると駐車場スペースは車で埋まっていました。

今日は来月のハンドメイドキットの花材を仕入れに
行きました。
今ではあたりまえになりましたが、市場ってどうなっているのか
思いもしませんでした。

花産業の中の市場の役割

花産業は全部で4つのカテゴリーに別れています。
それは
生産→流通→小売→消費
です。

生産

農家ですね。花農家は全体の6%といわれます。
日本の農家は全体で115万戸ありますが、
そのうちの7万戸が花の生産をしています。
花づくりの農家はマイナーな分野なんです。

じつはもう一つ重要な生産者がいます。
輸入です。海外から花を輸入する日本の業者は200社ほどあり
年間の輸入額は400億円になります。

流通

この部分は市場にあたります。
花農家から市場に出荷されて
卸売業者がそこで競り(せり)にかけます。

競りで卸売業者から花を買い受けます。
花を小分けにして、小売業者や飲食店などに販売する。

のが仲卸業者なんです。
当ショップは小売りにあたりますので、市場内にある
仲卸のお店に買いにいくわけです。

仲卸業者(なかおろしぎょうしゃ)になるには
仲卸業者として、競りに参加するには、市場開設者(東京都の場合は東京都知事)の許可が必要です。
築地市場の場合、仲卸業者は水産で727社、青果で104社。(2014年4月時点)

今日の世田谷花市場のお花

店頭に置かれている花の色合いが変わり、ウキウキする色合いになりました。
相変わらず花を選ぶお客さまで、熱気が溢れていました。

21日はスイートピーの日なんですね。
スイートピーの旬の時期であることがその理由です。
スイートピーの3種類の花びらが左右対称に凸と並んで一つの花となっていることから
121 (1月21日)となったようです。

圧倒的な存在感のバラ!

ユーカリも店頭にで初めています。

幾重にも重なった、明るい花弁が魅力的なラナンキュラス。
近年ではこのように切り花用が流通して、色だけでなく花形も変化に富んだ
品種が増えています。

Coppe Craft Workshopの今日の1枚

ユーカリ

実つきのユーカリポポラス。これからドライフラワーにして、来月のハンドメイドキットに使います。

 

データ出典:【花の小事典】 農文協

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