日本で消費される切り花は一体どのくらいの数なのでしょうか?
日本で消費される切り花は年間で約60億本。
日本の人口が1億2000万人ですから、
年間で1人あたり50本が消費される計算になります。
しかしながら、花を買ったこともない、花に縁のない人もいます。
女性に100本の赤いバラをプレゼントをする男性もいるわけですから、
1人あたりの平均で出すのもおかしな話ですが、
目安としては消費される数はわかりやすいですね。
フラワーショップの数は?
全国でのフラワーショップの数は約2万店。
当店は特に花業界の組合に入っていないので、
2万店の中には入っていませんが、そんな当店のようなネット販売専門の
お店も多いと思います。実際にはもっと多いですね。
もう少しデータを見て見ましょう!
先ほどの、消費される花の60億本のうち、
家庭で飾られるのは半分の30億本で、←仏花、仏花を含む。
残りがプレゼント用で6億本、ブライダルが3億本、葬儀が3億本、
ホテルロビーやショーウィンドウで消費するのが0.5億本。
そして、生花やフラワーデザインなどのお稽古に使う花は、
なんと17億本です。
全体の35%の花がお稽古用の花として消費されています。
このデータから推測されることは、生花などの華道教室やフラワーデザイン教室
で消費額が思ったよりも多い。
少しびっくりしました。
当店の場合も年々、教室、ワークショップで花を習いたいという
声をよく聞きます。
若い世代の女性の声が意外に多く、
SNSの影響もあるのでしょうか、
素敵なインテリアに合う、季節の花を飾ることも
オシャレの要因になってきている気がいたします。
私が子どものころは、
母親が花瓶に花を活けていました。
でも、オシャレとかではなく、
季節の花を飾ることで、生活に潤いを感じたものです。
データ出典:【花の小事典】 農文協