仏花のプリザーブドフラワー購入を考えています!

仏花 ハーバリウム プリザーブドフラワー

仏花のプリザーブドフラワー購入を考えています!

このような問い合わせをよくいただきます。

仏壇にお供えするお花で、プリザーブドフラワーを使って大丈夫なものでしょうか?

それは仏花に対してこうじゃなければならないといった心の中の縛りみたいなタブーがあって、そのような悩みというか躊躇が働いているのでしょう。

結論から言って仏花に決まりはありません。ですからどんどんプリザーブドフラワーの仏花を使いましょう! 使わない方がむしろ損します

現代社会に暮らす私たちはとにかく忙しいのです。共働きで平日は家にいる時間などありません。子どもがいれば家事、育児に追われて時間が足りないのは言うまでもないありません。

仏花の決まり、仏花にはおすすめできない花

仏花におすすめの花というのはなくはありません。仏壇に花を供するのは「故人を思う気持ちを花で表す」という意味が仏教であるからです。もう一つは「仏を敬い。修行の誓いをたてる」ことです。

そんな意味から、まずこんな花を使うのはやめた方が良いと言われる花はあります。

  1. トゲがある花
  2. 毒がある花
  3. 香が強い花
  4. すぐ枯れてしまう花

考えてみると納得します。しかし、これらも鉄則ではないようです。故人が【アザミ】の花が好きだった場合、故人を思う気持ちから【アザミ】をお供えすることはなんら矛盾するわけでもありません。

仏花に適した花

通常私たちが目にするお供え花は、

  1. スターチス
  2. トルコ桔梗
  3. カーネイション
  4. ユリ
  5. リンドウ

などがあります。選び方にやはり決まりはありません。これらの花に特徴があるとしたら花もちすることでしょうか!
親しみがあり、故人が好んでいた花であれば問題はありません。

ただ生花店にいけばお供え花に適したものが販売されています。

プリザードフラワーを選んでいいの?

まったく問題ありません。生花に対してアレルギーを持つ方もいます。そんな方には代用としてプリザーブドフラワーを使っても構いません。

例えば故人がプリザーブドフラワーを愛していたら、それを供えることにはなんら支障はないはずですよね。

プリザーブドフラワーとは

プリザーブドフラワーは枯れない花。

日本語で「保存された花」という意味です。いつまでも美しい魔法のお花とも呼ばれます。

花がもっとも美しく咲く時期に色素を抜いて、特殊な染料を加え、再度色ずけをいたします。加工後は柔らかで瑞々しさを保ち生花のような自然の仕上がりになります。

1991年フランスのヴェルモント社が特許保存技術を発表し、フローラルデザイナーたちが利用したことにより広まった。ただしヴェルモント社がプリザーブドフラワーの起源ということではなく、薬局でグリセリン購入して製作する趣味は昭和期から存在していた。

プリザーブドフラワーの歴史は比較的新しいもので、ヨーロッパから商用が始まったのです。日本で話題になったのは15年ぐらい前からになります。最近では、多くの花種や葉物が作られるようになり、バラ、あじさい、カーネーションはもちろん、ランの種類、菊、ユリなど次々と新しい花材が発売されています。

インテリアデコレーションの業界ではすでにスタンダードになりつつあります。

インターネットでもプリザーブドフラワーの専門店などは多数あり、色やスタイルなどどれを選べばいいの? と悩むくらいの種類があります。

必然的に現れたプリザーブドフラワーの仏花

プリザーブドフラワーは丁寧に管理していけば、長期間花の瑞々しさを保ちます。
そこで目をつけたのが、仏花として使うということです。

どこのフラワーデザイナーが考えたか分かりませんが、現れるべくしていつの間にか仏花のプリザーブドフラワーが登場してきました。

色に関してもバリエーションも豊富で、なんといっても水やりの必要がないのが特長になります。

現在、たくさんの花がプリザーブド加工されています。先ほど仏花に適した花はすべて現在プリザーブドフラワーとして販売されています。

残念ながら当ショップでは仏花用のプリザーブドフラワーは扱っていません。仏壇にお供えするプリザーブドフラワーは通販サイトで探すのが良いかと思います。

通販サイトのプリザーブドフラワーの仏花

例えば楽天市場などは、プリザーブドフラワーの専門店が多く、楽天市場トップページから【仏花】で検索をすれば、写真を見ながら仏花を選ぶことができます。

とはいえプリザーブドフラワーの保存(保管)は大事です

長く使うための注意点は、まず湿度と温度です。
最適といわれる環境は湿度約30~50%ぐらいです。気温も約18度~25度ぐらいが目安です。とにかく高温多湿がよくありません。プリザーブド加工時に吸いあげた着色料が染み出したり、花が痛み始めます。

またエアコンの風が直接当たるところわ避けましょう。直射日光や太陽光が直接当たる場所に特に避けましょう。花びらが硬くなりヒビ割れや色の退色など劣化症状が発生します。

ただお供え花は仏壇の中など比較的薄暗く温度湿気など安定した場所になります。
管理に関してはあまり問題にはならないかと推測いたします。

仏花のプリザーブドフラワーの値段は

プリザーブドフラーの値段は3000円から8000円ぐらいが主な価格帯になっています。
【楽天市場の検索結果(送料込み)】

高額なものは50000円ぐらいのものもありますが、高額になればサイズも大きくなりますので、仏壇のような特定の空間に収まらないので上限で10000円ぐらい、通常であれば4000円〜5000円ぐらいで購入できます。

値段の中には、送料や花瓶、ガラスドームやアクリルのケースに入ったものも含まれています。

ネットショップの商品説明に付属品や送料のことは細かく記してあります。とにかくネット通販で購入する場合は個別の商品ページの写真や商品説明を比べて購入しましょう。良いサービスもありますが、え! 送料は別で払うの? なんてことはよくあります。

仏花プリザーブドフラワーの口コミ

カスタマーレビューを調べてみました。

ガラスケースいっぱいにかわいいお花があり、お盆に飾ることができました。
花器の色を選べたので、他の仏具に合わせることができました。
少し小さめですが、左右対象に配置していただけて、とても満足しています。

友人父の御供えとして贈りました。大変喜んでもらえました。
ガラスケースがほこり避けになりよいと思います。
生花を用意できない時も、こちらがあることで寂しくならずよさそうです。

先月末、父が亡くなり購入いたしました。
最初はお生花を購入していましたが、この暑さですぐだめになるのでプリザーブドフラワーにすることに。このお花は小さいながら華やかで可愛いので、良い買い物ができたと喜んでいます。お値段も他のお店よりお安く満足しています。

すべてのカスタマーレビューを読むことはできませんが、概ね購入者の評判は良いようです。

とにかく、仏壇のお供えするお花は生花じゃないといけない!と思われがちですが、プリザーブドフラワーでも気持ちのこもったお花であれば構いません。

楽天市場で割と好きだなと思った仏花のプリザーブドフラワー

いつも綺麗な仏花だなと〜見ているだけでオススメというわけではありません。購入する場合は自己責任ででお願いしますね。

花音

という商品名。バラとアザミを使っています。トゲの花の代名詞、笑。でもアレンジメントのセンスは抜群です。 紫と白いバラの使い方見事です。

仏花プリザードフラワーを見てみる①

琴音

ころっとした形が可愛い仏花。正面に下がるタッセルが印象的です。お値段も手頃。

仏花プリザードフラワーを見てみる②

 

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