かすみ草をドライフラワーにするグリセリン法とは

ドライフラワー

かすみ草をドライフラワーにする方法で、意外に知られていない究極のグリセリン法を記事にします。花をドライフラワーにする場合、ハンギング法、シリカゲル法、ドライ・イン・ウォーター法などが有名ですが、グリセリン法でドライフラーにした場合は通常よりも柔らかくしなやかになります。一度試してみてもよいかと思います。その方法を説明します。

かすみ草をドライフラワーにする方法

グリセリン法は、花や植物を美しく保存するための方法の一つです。特に、かすみ草はドライフラワーとして長く楽しむために通常よりも柔らかく花が落ちにくく仕上がります。グリセリン法の手順はシンプルです。グリセリンとお湯を1:3の割合で混ぜます。グリセリンは、薬局やネットなどのオンラインショップでで手に入れることができます。
まず混ぜた溶液を花瓶に入れ、かすみ草を適切な長さに切り揃えて花瓶に活けます。もちろんお湯が冷めるのを待つようにしてください。茎のカット面は溶液が花に染み込みやすいようにナナメに。

この状態で、かすみ草を4〜5日間そのまま置いておきます。グリセリン溶液が花の茎や葉に染み込むことで、花が枯れずに柔らかく美しいまま保存されます。
そしてグリセリンがついた部分を丁寧に拭き取り、風通しの良い場所で乾かします。

私が使ったグレセリンは下記写真の下にリンクを貼っておきますので、使ってみたいと思ったらリンクをクリックして参考にしてください。

グリセリン方法の長所

天井から吊るさず乾かすので、花も潰れず大きいままのかすみ草のドライになります。使い勝手もいいので、オススメです。
逆さにしないように注意し、自然乾燥させることで、かすみ草はそのままの大きさや形を保ったままドライフラワーとして仕上がります。グリセリンは、保湿効果があり、化粧水などの美容製品にも使用される成分です。花や植物にも同じ保湿効果を与え、鮮度や美しさを長期間にわたって保ちます。また、グリセリンは天然由来の成分であり、環境にも優しいので選択肢としても悪くないかと思います。

 

グリセリン法は、花や植物を長く楽しむためのあくまでも一つの方法です。
確実な方法ではなく、グリセリン法は花の状態や季節などにも左右されるので、完璧にドライフラワーになるとも限らないことを承知おきくださいね。
何回も作業をすることでコツを掴み自分の技術として身につけてください。

かすみ草が好まれる理由

かすみ草の英語名は、「Baby’s berath」です、
日本語の解釈ですと、愛しい人の吐息、赤ちゃんの吐息という感じでしょうか?
かすみ草は枝が細かく分かれて、その先々からはやわらくふわりと小さな花が咲いていて愛しい存在であることは疑う余地はありません。結婚式のアイテムでも人気があり、髪飾り、ブーケ、ブートニア、など式場のあらゆる場所でかすみ草は使われています。純白のドレスを身に着けた花嫁さんにぴったりな花で、永遠の愛をかすみ草がまさに表現しているようです。

かすみ草の花言葉

清らかな心(purity of heart)、無邪気(Artlessness)、親切(Kind)、感謝(Appreciation)、純潔(Innocence)、幸福(Happiness)、永遠の愛(Everlasting love)
品種によって色の違うかすみ草。その色で花言葉が違ってくるそうです。

使い勝手の良いかすみ草

当店ではスワッグやリース、アレンジメントに使用します。ほかにもハーバリウムや特注のアクセサリーに使ったことがありますが、とにかく重宝します。ドライフラワー初心者でも、まず、失敗することがありません。かすみ草だけで作品を作ったことはありませんが使う機会は大変多いです。

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