スワッグの不思議、なぜか飾ってあるだけでおしゃれな部屋に!
ただ単純に花や植物を束ねるスワッグ。
花束とまったく同じだと思ってしまいますが、
少し違うのです。
では、花束(生花)を束ねて飾ってみましょう!
すると一晩経っただけで、花束はシナシナに
枯れてしまいます。
ドライフラワー にしてから束ねないと
円錐形のカタチは維持できないのです。
最近はものすごいいきおいでスワッグ
目にします。
おしゃれなカフェ、雑貨屋、アパレルショップの店内、
SNSやテレビ番組でも飾ってあるのを目にします。
ほんとおしゃれです。
スワッグが壁に飾られているだけでおしゃれな空間に
なってしまいます。
これらスワッグは、ドライフラワー、プリザーブドフラワー
アーティフィシャルフラワー(造花)で作られます。
もっとも生の草花をスワッッグをそのままドライフラワー
に方法もありますが、これはふだんドライをあつかっている
プロでないとわかりません。
花束を逆さにしただけのスワッグの世界
スワッグは庭に咲いている花や草を、
無造作に刈り取って束ねたシンプルさが
なんともナチュラルで
リラックスできる良さが人気ではないでしょうか!
それを逆さに吊るしただけの簡単さが
魅力の秘密。
同じようなものに、ブーケがあります。
結婚式の花嫁が手に持つ花束。
なにかで読んだのですが、ブーケは360°から見られるように
ラウンド型にするのが当たり前ですが、
スワッグは壁に飾ることが前提なので、
常に正面から見られることを意識して
作られているそうです。
スワッグの作り方。当店のデザイナーに聞く
そのことを当店のデザイナーに尋ねると、
今頃?
という返答!!
たかがスワッグ、されどスワッグ。
ただ、花や枝葉を束ねているわけではなく、
つくる時にはすでに作品として何の花材を使用するか決まって
いると言いました。
背面には草類を手間になるにしたがって
木ノ実や花を重ねて立体感を出すように
作っています。
また色合いも大切で、
当店の場合は事前にドライフラワーになったとき
を想定して材料を入れています。
基本のカタチは【菱形】です。
下記の写真はスワッグの上に
菱形の見えなき線を重ねたものです。
スワッグの中心に菱形があって、
このカタチを守ってさえいれば
ある程度の格好良いものができます。
フレームができていさえすれば
多少、ユーカリの枝が飛び出していても
みたかんじは違和感がなくなるわけです。
スワッグはネット通販で買えます。
この10年でドライフラワーの流行はずいぶん
と変わりました。
10年前はリースがはやりました。その次はハーバリウム
そして今はスワッグ。
ネット通販サイトの売れ筋ランキングをみて
ほとんどスワッグが並ぶこともよくあることです。
シンプルで麻紐でギュッと束ねたスワッグ。
きどることもなく飾れるスワッグ。
今ブームです。